入札参加資格審査申請
国(甲央省庁)、独立行政法人、地方自冶体(都道府県、市町村)の発注する公共工事を請け負うには、それぞれの公共団体の行う入札参加資格審査をうけなければなりません。
審査の内容は、経営事項審査の結果や工事成績・工事施工の状況を踏まえて点数化し、順位をつけて、格付け(A、B、C、Dなどのランク付け)を行います。
格付けの判断材料として各建設業者の経営内容、実績、技術力等に点数をつけ、企業自体に総合評点と呼ばれる得点をつけます。この総合評点により各建設業者の格付けが決まるわけです。
申請方法
インターネットを使用した電子申請
郵送または持参方式
いずれの場合も建設業許可を持ち、経営事項審査を受審し、経営事項審査を受審した工事業種のみ入札に参加できます。
希望する官公庁によって異なっています。申請先によっては、実績等(2年間の工事実績等)を求められることがあります。
有効期限
通常2年間です。
定期受付の期間内に申請しなかった場合には、2年ないし3年後に行われる次の定期受付の機会まで待たなければならないケースもありますし、1年ごとに追加で受付を行うケースもあります。
入札参加資格審査の申請は経営事項審査で付与された点数と、必要書類を発注機関に提出し入札参加資格の是非を問う手続です。
およそ二年に一度、秋から冬(例年11月〜2月頃)にかけて受付が順次行われ、この入札参加資格審査を経てようやく公共工事の入札に参加する資格が得られることになります。
発注機関によっては、三年に一度の場合や、毎年書類を提出しなければならない場合もあるので管理は徹底しなければなりません。
この受付時期を逃すと、原則向こう二〜三年間入札参加の機会を逃す事になってしまいますが、発注機関によっては定期時期後も随時に受け付けすることもあります。
受付期間
国、各自治体、独立行政法人、独自に設定しているので、バラバラです。
入札は、経審の総合評点を元に格付けを行いますが、これだけではなく、各自冶体や国では、それぞれが独自に定めた主観点数があります。この主観点数と経審の総合評点を合計して格付けを行うところが多いようです。
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